脳神経外科病棟より

皆様こんにちは。病棟主任の飯塚と申します。当病棟は脳神経外科と皮膚科37床の混合病棟となっています。
脳神経外科には、急性期脳卒中の患者様を受け入れるSCU8床を設けてあり、脳血管障害による突然の意識障害や手足の麻痺、食べ物が呑み込めない、言葉がでないなど、緊急に入院される患者様に24時間対応し、身体的・精神的サポート、併せて御家族の精神的サポートも行っております。
半身麻痺や言語障害などの機能障害に対しては、ベッドサイドでのリハビリテーションが早期に始まり、患者様の回復力のすばらしさに驚いています。地域病院の受け入れ体制も良好で、早期の転院が行われています。重症の患者様も多い病棟ですが、看護体制も7対1となり、患者様により一層安全で、快適な入院生活が送れるようにお手伝いすることができるようになりました。
私達看護師は、医師やその他様々な職種の人達と一緒に、患者様や御家族に安心で満足いただける質の高い医療(看護)が提供できるように、患者様の思いや願いに共感しながら支え、応える看護を目指しています。
急性期は病態変化が起こる可能性が高く、看護師の鋭い観察力と素早い判断力が求められます。私達の病棟では専門的知識を深めるため定期的に勉強会を開催し、知識の向上・看護レベルの統一維持に努めています。また毎週金曜日朝に脳神経外科医師・看護師・理学療法士・作業療法士・メディカルソーシャルワーカーが一堂に会する脳卒中カンファレンス・脳卒中回診を継続していることで、統一した治療や看護が提供できる体制も整ってきています。もし私達の病棟に興味のある看護師さん、看護学生さんがいらっしゃったら、お気軽にご連絡下さい。